霊柩運送事業とは
霊柩運送事業とは
霊柩運送事業は、貨物自動車運送事業法という法律に基づいて、国土交通大臣から許可を受けた事業者だけが行うことができるライセンス事業です。
そして、霊柩運送事業は、根拠とする法律の名称のとおり、貨物自動車(トラック)事業の仲間とされています。これは民法上の規定によって「人間」はその死を境に「物」に変るため、その「物」であるご遺体を輸送する霊柩運送事業は、貨物自動車運送事業であるということが理由となっています。
しかしながら、私どもは、ご遺体が単なる「物」であるとは考えていません。人間の死という、ご家族にとって大変に重い出来事の中で、いかに人間としての尊厳を損なわずに、その役割を果たせるかに最大限の配慮を払っています。
また、ライセンス事業であることから、ご遺体を輸送するための霊柩自動車は、営業用自動車に与えられる「緑ナンバー」が必ず装着されています。つまり、「白ナンバー」の霊柩自動車は、古い法律に基づいて地方自治体が所有しているものなど、特殊な場合を除いてあり得ないこととなっています。
群馬県内の霊柩免許・認可業者数は(群馬運輸支局調べ、平成20年3月現在)
事業者数(普通車) 117社 約356両 軽霊柩 35社 41両
合計397両の霊柩車が群馬県内にあります。